神蔵孝之交遊録~田口佳史先生10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、老荘思想研究者・田口佳史先生のご講話を収録させていただきました。

本日は、田口先生のオフィス「玄妙館」に初めてお邪魔させていただきました。ご講話のテーマは前回に引き続き、佐藤一斎の「重職心得箇条」。第三 条から第十七条までを解説いただきました。

この「重職心得箇条」は、臣下としての心得を記した書ですが、リーダーシップとは単独では存在せず、臣下のフォロワーシップがあってこそ、初めて 真のリーダーシップが発揮されるものです。企業において側近の人材育成がきちんと行われているとはいえない状況下、この書は現代においても一読に 値すると思いました。

また、単なる古典の解説にはとどまらず、それを現代の人間や社会、仕事に役立つものとして引き直し、リーダーシップや組織経営についてさまざまな示唆を与えてくださることが田口先生の凄みだと改めて感じ、大変感銘を受けました。

この模様は「テンミニッツテレビ・オピニオン」で近々配信予定です。

20160203_田口佳史

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~LIXIL藤森社長10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、株式会社LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO・藤森義明氏 のインタビューを収録させていただきました。

LIXILといえば現在、最も注目を浴びる企業の一つです。もともとはトステムとINAXが経営統合して現在に至っていますが、このような日本の 老舗企業同士の統合自体、ものすごくインパクトのあることなのに、アメリカンスタンダードやグローエなど欧米の代表的企業を傘下に収めるなど、藤 森社長体制下であらゆる改革がダイナミックに進行しています。

今回は、グローバル、ダイバーシティ、そしてリーダーシップの3点にフォーカスし、藤森社長の持論を伺いました。特に、大きな権限と責任を若い時 から与えることがグローバルカンパニーのダイナミックさであることや、リーダーの役割とは変革と人材育成に尽きるということ、日本企業のグローバ ル化のためにはM&Aだけやっていては駄目で、内部の遺伝子を同時にグローバルに通じる遺伝子に組み替えていかなければいけないというこ と等々、真のグローバル化にあたって、ハード面だけでなくソフト面も非常に重要視する藤森社長の変革の哲学に大変感銘を受けました。

この模様は「テンミニッツテレビ・オピニオン」で近々配信予定です。

20151225_LIXIL藤森社長

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~伊藤元重先生10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、経済学者で東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重先生のご講話を収 録させていただきました。

今年の新語流行語大賞が発表され、「爆買い」が年間大賞に選ばれましたが、本日の収録では、外国人観光客を呼び込み、日本ブランドを売り込むため の観光戦略、アベノミクス・ステージ2における労働市場と直接投資、そして 2016年の展望も含めた、情報革命がビジネスに与える影響について、それぞれ解説していただきました。

特に、伊藤先生が最近会った金融企業と自動車メーカーの各トップが二人とも「これからはグーグルやアップルに取って代わられる」と危機感を抱いて いたというお話は、IoT革命の大きな波が押し寄せていることを感じさせ、非常に印象的でした。

この模様は、後日「テンミニッツテレビ・オピニオン」にて配信予定です。

20151202_伊藤元重

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~曽根先生10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、政治学者で慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授・曽根泰教先生の ご講話を収録させていただきました。

本日のメインテーマは「戦後レジーム」でした。安倍晋三首相が唱えている「戦後レジームの脱却」でこの言葉が一躍脚光を浴びるようになりました が、ブレトンウッズ体制、自民党結党60年、リベラルの戦後史という三つの異なる角度からそれぞれ分析・解説を加えていただきました。

「戦後レジーム」といえば、第二次世界大戦後の世界秩序、とりわけ日本では敗戦後から占領時に出来上がった体制を指すことが多いと思いますが、戦 後の体制には政治だけでなく経済システムも含まれることや、体制を構築してきた政党や、右派・左派の思想によっても捉え方が異なるということがよ く分かりました。また「戦後レジームとは民主主義の下で咲いた花」という曽根先生の言葉が非常に印象に残りました。

この模様は、後日「テンミニッツテレビ・オピニオン」にて配信予定です。

20151202_曽根泰教

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~腰原幹雄先生JBCセミナー

私が理事を務める日本ビジネス協会(略称:JBC)の今月のインタラクティブセミナーに、木質構造学がご専門の東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄先生にご登壇いただきました。講演テーマは「森と都市の共生」でした。

2000年の建築基準法の大幅改正や、2010年の公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律により、木造でもビルが建てられるようになりました。今、木造がにわかに盛り上がりを見せてきています。

このような状況下、現代の木造建築は、法隆寺や東大寺大仏殿など文化の香りがする伝統木造建築とは異なり、その時代の生活スタイルや社会システムに合ったものでなければならないというのが、腰原先生が提唱している「都市木造」の考え方です。

今回のご講演では、木の大元である森林のお話、「地産都消」の考え方、さまざまな木をさまざまに使う大切さ、そして代表的な都市木造の事例を紹介していただきました。伝統や慣習にとらわれることなく、木や木造の新しい可能性を追求する腰原先生のお話に、大変感銘を受けました。

なお、講演終了後の懇親会には、腰原先生の盟友で、東京大学生産技術研究所副所長・教授の岡部徹先生にも合流していただきました。資源として、経年変化でさらに味わいと深みを増す木材が研究対象の腰原先生と、経年変化のないレアメタルが研究対象の岡部先生のお二人のお話の対比が大変面白く 興味深かったです。ありがとうございました。

20151120_腰原

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 講演会

神蔵孝之交遊録~齋藤ウィリアム浩幸氏10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、株式会社インテカー代表取締役で内閣府参与の齋藤ウィリアム浩幸さんご 講話を収録させていただきました。

齋藤さんは、政府の教育再生実行会議分科会の有識者委員も務め、本メディアでは教育関係のお話を数多くご提供いただいていますが、今回はご専門分野である サイバーセキュリティをメインテーマとして、齋藤さんの新著『IoTは日本企業への警告である』(ダイヤモンド社)の内容も含めてお話しいただき ました。

11月13日の夜に発生したパリ同時多発テロを受けて、ハクティビズム活動家の国際的ネットワーク「アノニマス」のIS(イスラム国)への宣戦布 告が現在話題になっていますが、齋藤さんいわく、「サイバーセキュリティは、進展の加速が止まることのないインターネット社会の大前提」だということで す。

そういえば、以前齋藤さんにご出演いただいた際の「日本の企業は、ハッキングされていることを認識しているか、認識していないか、の2通りしかない。いずれにしろ皆ハッキングされている」というお話に衝撃を覚えたことを記憶していますが、これからは「ハッキングされている」という前提で態勢を整えていかな ければいけないということを痛感しました。

また、サイバーに対する考え方としては、「レジリエンス」がキーワードになるそうです。日本の経営は完璧な計画を立ててそれを100パーセント遂 行するこ とを志向しますが、サイバーの世界は例外だらけです。しかし、例外があるからこそビジネスがチャンスが生まれ、新しいことにチャレンジする。この 「レジリエンス」が日本の国際競争力低下の要因の一つだという齋藤さんのご指摘は、非常に説得力がありました。

この模様は、後日「テンミニッツテレビ・オピニオン」にて配信予定です。

20151119_斎藤ウィリアム

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~山内昌之先生10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、イスラーム・中東史研究の第一人者である歴史学者の山内昌之先生のご講 話を収録させていただきました。今回はパリの同時多発テロについてでした。

11月13日の夜に発生したフランス・パリでの同時多発テロは、「9.11」以来、世界に大きな衝撃をもたらしましたが、山内先生は、「おそらく 後世から歴史を振り返ったとき、このおぞましい事件は、世界に新たな秩序あるいは無秩序がもたらされた日として思い起こされるかもしれない」と話 され、これを「第一次ポストモダン世界戦争」と称していました。

山内先生と佐藤優さんの共著『第3次世界大戦の罠』(徳間書店)ともつながるお話ですが、今回なぜパリという街が標的として選ばれたのか、そして 何が第一次ポストモダン世界戦争という形をつくり出したのか丁寧に解説されています。お話を聞いて、戦争というものが新たなステージに入ったこと を改めて感じたところです。

この模様は、11月20日(金)より「テンミニッツテレビ・オピニオン」にて動画先行配信します。ご期待ください。

20151118_山内昌之

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

『Voice』2015年12月号に寄稿しました

『Voice』2015年12月号に「松下幸之助の怒りと慈愛」というテーマで寄稿いたしました。

表紙

松下幸之助塾主は84歳で松下政経塾を創設しましたが、どれほどの熱意を持って20-30代の塾生にぶつかっていたか、松下塾主の哲学である「人間大事」について紹介しています。若いころは捉えきれていませんでいたが、人生の紆余曲折を経て「人間大事」は私の人生のテーマにもなっています。

是非ご一読いただければ幸いです。

詳しくは下記をご覧ください。(クリックすると掲載個所が表示されます)

記事サムネイル

 

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 掲載記事

神蔵孝之交遊録~吉田正紀氏10MTV収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、元海上自衛隊佐世保地方総監で、現在はワシントンで安全保障関連のお仕事に 就かれている吉田正紀さんのご講話を収録させていただきました。今回は「ワシントンから見た安全保障」と題して、アメリカの現在の安全保障の認識 についてお話しいただきました。

佐世保地方総監時代、吉田さんは「中国というライジングパワーといかに向き合うか」という視点で常に仕事をされていたそうですが、今のアメリカに とっての脅威はむしろ、ロシアや北朝鮮、IS(イスラム国)、イランの核であり、2010年と2015年のアメリカの国家安全保障戦略に記載の文 言を比較すると、それが如実に分かるというお話は大変興味深いものでした。

また、中国という存在はアメリカにとって「コンサーン(懸念)」であり、その関係は「1980年代の日米関係のミラーイメージ」だということで す。80年代の日米関係は、「安全保障は最良、経済は最悪」でした。確かに今の米中関係は鏡のようにその逆で、「経済は最良、安全保障は最悪」と いえるでしょう。そしてそのことが、日本が今後、中国との関係を考える上で大いなるヒントとなるというお話は、多くの示唆に富む素晴らしいお話で した。

この模様は「テンミニッツテレビ・オピニオン」で近々配信予定です。

20151111_吉田正紀元海上自衛隊

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~香川俊介さんの思い出を語る会

元財務相事務次官の香川俊介さんがお亡くなりになられてから、早くも2ヶ月経ちました。

香川さんは生前、「もし僕に万一のことがあったら、親しい人を集めて、自分の思い出を語ってくれ」とおっしゃっておられましたので、金融庁長官の森信親さんと私が呼びかけ人となり、香川俊介さんの思い出を語る会を行いました。

当日は16名がお集まりくださり、香川さんのご家族にお渡しする3分程度のビデオメッセージも収録いたしました。

集まってくださった方々からは改めて香川さんの誠実なお人柄、懐の深さが偲ばれるお言葉をいただきました。

20151008_香川さんを偲ぶ会

(左から)岡本 薫明 財務省官房長、小池 正道 株式会社三井住友銀行 市場営業部長 執行役員、笹岡 繁博 イマジニア株式会社 常勤監査役、森 信親 金融庁長官、高橋 精一郎 株式会社三井住友銀行 代表取締役兼副頭取執行役員、清宮 克幸 ヤマハ発動機ジュビロラグビー部監督、野田 佳彦 前内閣総理大臣、桑原 茂裕 日本銀行理事、木下 康司 日本政策投資銀行 取締役副社長、堀江 重郎 順天堂大学 大学院医学研究科 泌尿器外科学教授、大山 瑞江 日本経済団体連合会 国際経済本部 マネージャー、石黒 憲彦 経済産業省 前経済産業審議官、(神藏)、松島 修一郎 株式会社ビコー代表取締役

20151008_香川さんを偲ぶ会 (2)

お集まりくださった皆様ありがとうございました。香川さんにも喜んでいただけたと思います。

 

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

神蔵孝之交遊録~向研会イタリア視察

大前研一さんが主宰する企業経営者勉強会「向研会」のイタリア視察に参加しました。

紳士服生地メーカーのERMENEGILDO ZEGNA(エルメネジルドゼニア)や衣料品のMoncler(モンクレール)、ヴェネツィアングラスの生産地として名高いムラーノ島等を訪問しました。

20150919_向研会イタリア視察1

20150919_向研会イタリア視察2

 

(大前研一さんと向研会の仲間たちと)

ファッションを始め優れたデザイン製品のメーカーを多数輩出したイタリア人の美意識の高さに改めて感服しましたし、イタリアの都市は産業を持って自立しており、日本の地方創生にもイタリアモデルが生かせるはずだというお話に納得いたしました。

有意義な視察になりました。

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

神蔵孝之交遊録~江口克彦先生社内講演会

参議院議員・江口克彦先生に、弊社イマジニアの社内講演会にご出講いただきました。

江口先生は、松下幸之助の晩年23年間を秘書として仕え、PHP研究所社長も務められた、いわば松下幸之助の側近中の側近と呼ばれる方です。ま た、私に松下政経塾入塾のきっかけをつくってくださったり、創業以来、弊社イマジニアの監査役も長らく務めていただくなど、公私ともども長きにわ たりご指導いただいています。

今回は、経営者・指導者の心得を中心にお話しいただきました。特に、江口先生がPHP研究所の経営を任された後、松下幸之助から仁王のような顔で にらまれながら「きみな、わしのいうとおりにやるんやったら、きみはいらんで!」と叱責されたというエピソードが大変印象に残りました。常に現状 以上の成果を上げなければいけないこと、Aを求められたらA+αを返さなければならないこと、そして、これこそが自分自身の成長につながるとい う、経営者としてのある種の悟りを得たとの江口先生のお話に大変感銘を受けました。

この模様の一部は、弊社運営の教養メディア「テンミニッツテレビオピニオン」でも配信予定です。

江口克彦 参議院議員を囲んで

20150929_江口克彦

 

20150929_江口克彦2

 

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

熊本で講演会を行いました

熊本県の蒲島知事にご推薦いただき、9月17日に介護経営獅志之会主催の講演会で講演を行いました。

介護経営獅志之会は30~40代で構成する主に介護関係の経営者等の団体で、「経営について真剣に学びたい」という強い意志を持って活動しておられます。

当日は200名程度の方々にお集まりいただき、私の起業から今までの経験談(ピンチをどのように乗り越えてきたか等)、松下幸之助塾主の政経塾での講話VTRを交えながら松下幸之助塾主に学んだことについてお話しさせていただきました。

質疑応答の時間では、私も以前苦労した「人を育てるためにどうしたらいいか」等の具体的な質問をいただき、白熱した議論をさせていただきました。

講演会では介護経営獅志之会山田会長をはじめとして、熱心で有能な若手経営者が数多くいらっしゃることに感銘を受けました。

講演後は、議会中、かつ、三選出馬表明等で大変お忙しい中、蒲島知事と夕食をご一緒させて頂き、大変有意義な熊本滞在になりました。

ご参考までに、講演パンフレットは下記をご覧ください。

20150917_熊本パンフ表

20150917_熊本

20150917_熊本 (5)

20150917_熊本 (2)

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 講演会

澤田経営道場第一期生向け講演会を行いました

HISの澤田秀雄さんに頼まれて、澤田経営道場第一期生向けに講演を行いました。

澤田経営道場は、澤田さんがベンチャー経営者育成のため、HISの社員の中から起業を目指す社員を募り、澤田さん自ら面談を行い、メンバーを選抜し立ち上げたという人材育成プログラムです。

講演では、私の起業に至った経緯、企業家に必要な要素などをお話ししました。質疑応答では積極的に手が挙がり、個性豊かなメンバーの方々とディスカッションさせていただき大変刺激を受けました。

第一期生のためカリキュラムはまだ手探りとのことでしたが、HISの気合の入ったプログラムとお見受けしました。今後松下政経塾でも泊まり込み研修を行うそうです。これからの展開が楽しみです。

20150909_澤田経営道場講演

20150909_澤田経営道場講演2

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 講演会

神蔵孝之交遊録~野田佳彦さん、森信親さん、佐藤慎一さん

野田佳彦 前内閣総理大臣、森信親 金融庁長官、佐藤慎一 財務省主税局長とお会いしました。

またお目にかかれる日を楽しみにしています。

20150908_佐藤野田

(右から森信親 金融庁長官、野田佳彦 前内閣総理大臣、佐藤慎一 財務省主税局長と)

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

島田塾グローバルハイスクールで講演を行いました

千葉商科大学学長 島田晴雄先生が主催する島田塾グローバルハイスクール(GBHS)で講演を行いました。GBHSは中高生大学生を対象にした島田塾の分科会で、今年は軽井沢にて合宿形式で行われました。
トークセッションでは「志を持つことの大切さ」をテーマにお話しし、講演後の質疑応答では、活発な議論がなされました。

若さあふれる学生の皆さんと接し、私も大変刺激を受けました。

ありがとうございました。

ご参考までに、講演資料はこちら(クリックすると開きます)をご覧ください。

20150828_GBHS

20150828_GBHS

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 講演会

神蔵孝之交遊録~軽井沢赤門会

毎年夏に開催される軽井沢赤門会に今年も参加しました。

今年のセッションの講師はLIXILの藤森義明社長で、終了後ご一緒させていただきました。

有意義な時間を過ごさせていただきました。

20150822_軽井沢赤門会

(左から) 森信親 金融庁長官、小宮山宏 株式会社三菱総合研究所理事長/第28代東京大学総長、藤森義明 株式会社LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

香川俊介氏追悼記事掲載

私の旧知の友人である読売新聞の望月編集委員が逝去された香川さんとの思い出をコラムに書いてくださいました。

昨日8月27日付け読売新聞朝刊11面に「2参謀と香川氏の殉職」という題名で掲載されています。

人生の最後の力を振り絞って「社会保障・税一体改革」と消費税増税に賭した香川さんは、日本にとっても得難い人物であったと今また噛みしめる思いでおります。

20150827_香川氏追悼記事掲載

 

※読売新聞社の許諾を得て掲載しています

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 掲載記事

追悼香川俊介氏

8月9日、親友の香川俊介さんがお亡くなりになりました。

20141018_香川・森 (20)

(2014年10月18日 軽井沢の拙宅の庭にて)

思い返せば、香川さんが大蔵省入省1年生、私が政経塾入塾1年生の時からの35年の長きにわたる付き合いで、以来、20代・30代・40代・50代と年齢別に一緒に行くお店が変わっただけで、だいたい月に2回は共に議論し、酒を酌み交わしながら語り合ってきた仲でした。

香川さんがロンドンのチャタム・ハウス赴任時に合流し、
一緒にバルト三国を巡ったことも懐かしい思い出です。
また、私の軽井沢の別荘や、蔵王や湯河原の温泉、ラグビー観戦等々、共に過ごした沢山の日々が昨日のことのように思い出されます。

青春時代からこれだけ一緒に過ごしてきた友人を亡くすのは、私の人生の中でも初めての体験なので、なんともいえない寂しさを感じており、この喪失感とどう向き合うか、しばらく葛藤してゆくことになりそうです。

20150124_香川森 (1)

(2015年1月24日 蔵王にて)

香川さんの訃報に接し、日頃より懇意にして戴いております歴史学者の山内昌之先生にお願いし、追悼文を書いて戴きました。

——————————————-

香川俊介氏を哭す
山内昌之

前財務次官の香川俊介(かがわ・しゅんすけ)さんが8月9日に東京都内の病院で亡くなられました。58歳の若さでした。惜しみても余りある死だという声は、いろいろな所から聞こえてきます。

1979年に旧大蔵省(現・財務省)に入省してから、予算編成を担う主計局を中心に勤務し、2014年7月に木下康司(きのした・やすし)さんの後任として事務次官に就任しました。香川さんは、12年の自民、公明、民主の3党合意による「社会保障・税一体改革」の推進や、14年4月の消費税率8%への引き上げなどに力を尽くしました。増税は政治家と国民には不人気な政策です。とくに消費税の値上げにもろ手を挙げて歓迎する人は少ないでしょう。しかし、実質的に破綻国家となったギリシアよりも財政状況の悪い日本において、誰かが国の未来や子孫の歴史を見据えて消費税10%への増税の必要性をわかりやすく説得しなければなりませんでした。

香川さんは、その包みこむような人格的な暖かさや、難しい問題を分かりやすく説明してくれる能力において、一頭地を抜いた存在でした。生前、香川さんとの個人的な会話や研究会などでの触れあいにおいても、私が魅せられたのはその頭脳の明晰さにもまして、誰をも分けへだてしない人間的な誠実さでした。税金だけでなく日本の将来の在り方を総合的に心から憂えた香川さんは、歴史や政治外交についての私の意見をじっと聞き、感想を的確に述べられたものでした。

香川さんの58歳という早すぎた死を歴史的に思うとき、私はすぐに明治時代に生きた二人の人物を思い浮かべました。それは、川上操六と田村怡与造(たむら・いよぞう)です。二人はそれぞれ50歳と48歳の若さで死を迎えました。この二人は軍人であり、香川さんは文官だという大きな違いはあります。戦後生まれの香川さんを明治に活躍した軍人と比較することを訝しく思う方もおいでかもしれません。それでも3人には或る共通点があるのです。

薩摩出身の川上操六は、明治26年(1893年)10月に参謀本部次長に就任し、日清戦争の開戦に大きく関わった人物ですが、何よりも川上は明治31年(1898年)1月に参謀総長となって、やがて必至と見られた日露戦争の備えをする運命を担っていました。しかし、激務の高じたあまりに、翌年の明治32年5月に満50歳で没したのです。この後を託されたのは、甲州(いまの山梨県)出身の田村 怡与造です。武田信玄に擬えて今信玄と謳われた人物でした。明治32年(1899年)1月に参謀本部第一部長(作戦)となった彼は、仮想敵国のロシア帝国との戦争が想定されている折も折、同じ年に上司の参謀総長川上操六を失うことになります。その後、明治35年(1902年)4月に参謀本部次長に就任し、開戦には消極的だったロシア帝国との戦争を想定して戦略を練りました。しかし、国が亡ぶかもしれないという過度の緊張感と過労のために、日露戦争開戦の前年に死去しました。川上と同じく頭脳を酷使しすぎると知らず知らずのうちに病魔に冒されるものと見えます。田村の後任として、内務大臣にして台湾総督の児玉源太郎が降格して参謀次長になったことはあまりにも有名です。

香川さんはじめ3人は、国がこの人物たちを必要としたときに世に現れたのでしょう。この点は歴史における偶然かもしれません。そして歴史を動かす準備をしながら、その大業を果たす直前に忽然と世を去ったのです。かれらは、その目標や使命が異なるとはいえ、国のために責任ある地位に就き、毎日のように人びと会い難しいポイントを説得し、未来の構想のために脳漿をふりしぼったという点では共通しているといってよいでしょう。かれらの私生活のなかにも仕事の重荷が浸潤するのは、想像以上に健康をむしばむものではなかったかと思われます。58歳、50歳、48歳というのは、あまりにも若く、これからの日本のために国民のために働く貴重な可能性を秘めた死でした。

その人の人生について判断をくだすとき、最後の死にざまに注目すると語ったのはフランスのモンテーニュでした。モンテーニュは自分の人生における主たる関心とは、最後がみごとに運ばれること、すなわち静かに、ひっそりと死んでいくことだと語りました。人には誰でも残した仕事へのこだわりがあります。香川さんもそうだったでしょう。しかし香川さんの死は、まさに人に知られることなく息を引き取ったという点で控えめな香川さんらしく、心安らかなものではなかったかと信じます。故人の御冥福を心からお祈り申し上げます。

——————————————-

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

残暑お見舞い申し上げます

国内での自給や化石燃料への依存、気候変動への影響など、エネルギーの安定的確保や環境への配慮は、今や日本の重要課題の一つとして位置付けられております。また、金融緩和は経済再生の処方箋ではなく、あくまでも時間稼ぎであり、その間にもう一度、日本型イノベーションを創出しなければなりません。

 
このような状況下、弊社は、小水力発電を中心とした再生可能エネルギー事業に参入いたしました。日揮(株)出身で豊富な知見を有する技術者を事業本部長に迎え、新たに弊社社外取締役に就任した日本におけるエネルギー問題の第一人者である東京大学第二十八代総長・小宮山宏先生にご指導をいただきながら推進しております。

 
農業用水路等の未利用エネルギーを活用し、落差がなくても水の流速と流量が十分であれば発電できる小水力発電は、環境負荷が極めて少なく、安定的なベース電源として期待できます。また従来、補助金等に依存せざるを得なかったコスト面も、技術革新により圧倒的に安くなり、採算確保が可能となりました。

 
本年十二月には第一号のプラントが完成予定で、まずは震災被災地である宮城県と福島県を皮切りに事業を拡大し、将来的にアジア諸国への展開も検討してまいります。

 
いま日本にとって必要なことを実現するために、社会的使命感を持って、新たなチャレンジを続けてまいります。

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: コラム

神蔵孝之交遊録~山下万喜海上自衛隊幹部学校長10MTV収録第二弾

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、海上自衛隊幹部学校長・山下万喜さんのご講話を収録させていただきまし た。

山下さんには、前回6月に「戦史に見る意思決定プロセス」というシリーズの第一弾として、バルチック艦隊を対馬海峡で迎撃するに至った東郷平八郎の意思決定のプロセスについてお話しいただきましたが、今回は、山本五十六の真珠湾攻撃における奇襲、南雲忠一のミッドウェー海戦における雷装から爆装への換装、そして栗田健男のレイテ沖海戦における謎の反転の三つのケースについて、それぞれお話しいただきました。

本講話のシナリオ作成にあたり、山下さんは、海上自衛隊幹部学校内でふだん別々に仕事をしている戦史研究と作戦要務の担当者を集め、両者の話を聞きながら分析と考察を加えられたそうです。戦史研究のみならず、そこに指揮官の意思決定プロセスを添えると、何が正しく、何が間違っていたかが明確になるとのことでした。また、戦史研究の切り口によって教訓の残り方が変わるが、このような分析手法は共通認識を持つためにツールとして非常に役に立つとのことでした。

歴史好きな人はもちろん、歴史に興味がない人にも楽しんでいただける内容だと思います。この模様は「テンミニッツテレビ・オピニオン」で近々配信予定です。

なお、山下さんは、8月4日付で佐世保地方総監に転任されます。新天地でのご活躍を心より祈念しております。

150729_yamashita_1 150729_yamashita_2

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~堀江重郎先生JBCセミナー

私が理事を務める日本ビジネス協会(略称:JBC)の7月のインタラクティブセミナーは、長年懇意にしていただいている順天堂大学大学院医学研究 科泌尿器外科学教授の堀江重郎先生にご登壇いただきました。

堀江先生は、医療ロボット「ダヴィンチ」を駆使した前立腺がんの手術治療で非常に有名な方で、泌尿器科やホルモンがご専門です。当然、それらの見 地から、男性のアンチエイジングやED、男性更年期などについてさまざまなご著書も書かれています。

今回は、「リーダーシップのアンチエイジング」と題してご講演いただきました。肉体のみならずリーダーの資質も老いていくことが医学的にも解明さ れており、「最近丸くなった」「判断を任せてくれる」と言われたことがある人も、人間としての成熟ではなく、単に老化現象に過ぎないかもしれな い、という先生のご指摘は大変興味深いものでした。

特に、ロンドンのシティのトレーダーの男性ホルモンの値を調べると、高い人ほど利益を多く出しているが、損失も大きいというお話は大変面白く、リ スクを取ることと関係し、冒険・社会性・競争のホルモンである「テストステロン」について、より理解が深まりました。

この模様は、弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレ ビ・オピニオン」でも近々配信予定です。

20150724_堀江先生JBC

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

松下政経塾第36期向け講演を行いました

松下政経塾第36期生向けに、松下幸之助塾主研究講演を行いました。

いま最も松下幸之助の本が読まれているのは日本ではなくアジアです。中国の大学の書店では松下幸之助の本が平積みになっているとのことです。

それに対して、私の母校早稲田大学でも松下幸之助の名前すら知らない学生がいると聞きます。

残念ながら日本では存在感が薄れている松下幸之助ですが、まだまだ現代日本には松下塾主に学ぶべきことが沢山あります。

たたき上げの松下塾主の話は全てが具体論で、企業経営と同じように国家経営もできるはずだと考え、「無税国家」等大胆な政策を提言しました。

現代の日本学校教育で行われている「正解が必ず(一つ)ある」という世界の中では、現代日本が抱える課題を解決することはできず、答えのない世界、答えが見つかったとしても一つとは限らないという世界の中で問いを見つけて解を求め続けることが重要ではないかとお話ししました。

講演後の質疑応答でも日本の今後について白熱した議論が交わされ、若い方たちのエネルギーをいただいたような気がします。

ありがとうございました。

20150713_政経塾講演1

神蔵孝之交遊録~東大岡部徹先生研究室

弊社が運営するスマートフォン・タブレット向け大人の知性・教養メディア「テンミニッツテレビオピニオン」ご出演頂いているレアメタル研究の第一人者・東京大学生産技術研究所副所長・岡部徹先生の研究室に伺いました。 浅草寺や北野天満宮の瓦は実はチタンだそうです。

20150709_岡部研究室

中国の輸出制限で話題になったジスプロシウム。永久磁石のうち、最も強力なネオジム磁石の保磁力を高める添加物として利用されています。現在、中国で 99%生産されてるそうです。

20150709_岡部研究室2

岡部研の助教や大学院生の方々との懇親会にも参加しました。岡部先生、皆さん、本当にありがとうございました。

20150709_岡部 (2)

20150709_岡部

 

(左から)大上二三雄 エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社代表取締役、岡部徹 東京大学生産技術研究所教授ほかみなさんと

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~宮古島

経営者仲間と宮古島に行ってきました。

これからの生き方や、世の中に起こるであろう変化、ビジネスモデルなど、じっくり語り合うことができ、大変勉強になりました。

忘れることのできない充実した日々を過ごすことができました。

 

FullSizeRender (1)

 

(左から 西本甲介 前メイテック取締役会長、大上二三雄 エム・アイ・コンサルティンググループ代表取締役、寺井秀藏ワールド代表取締役会長)

 

20150703_大上寺田西本宮古島 (2)

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: その他

神蔵孝之交遊録~オピニオン委員ワイン会

弊社が運営するスマートフォン・タブレット向け大人の知性・教養メディア「テンミニッツテレビオピニオン」における小宮山宏座長以下、委員の講師の方々と第3回目ワイン会を行いました。

ワインテーマはカリフォルニアワインで曽根先生にセレクトしていただいた泡、白、ピノ、カベルネを軸に、伊藤先生植田先生に貴重なワインをお持ちいただきました。

WineList20150618

ワインはどれも素晴らしく世界最高水準といえるもので、会話が膨らみました。

これ以上のワインはそうそうないと皆様感激しておられました。

20150618_オピニオンワイン会1

左から、森信親 金融庁監督局長、伊藤元重 東京大学大学院経済学研究科教授、小宮山宏 株式会社三菱総合研究所理事長、野田佳彦 前内閣総理大臣、植田和男 東京大学大学院経済学研究科教授、曽根泰教 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、中島隆博 東京大学東洋文化研究所教授と

 

20150618_オピニオンワイン会2

 

次回のワイン選びに苦慮しそうですが、次回も楽しみにしています。

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~末井昭氏JBCセミナー

私が理事を務める日本ビジネス協会(略称:JBC)の今月のインタラクティブセミナーは、話題の書『自殺』(朝日出版社)の著者でもあり、私の義弟でもある末井昭さんにご登壇いただきました。

20150617_末井昭氏自殺表紙

同著は昨年第30回講談社エッセイ賞を受賞した作品です。「自殺」という重いテーマを彼独特のユーモラスな文章で表現しながら、“自殺スパイラル”に悩む人々や、身近な方の自殺によって苦しむ人々に救いの手をさしのべた大変意義深い作品です。「自殺者を思い続けることは自殺者を悼むこと。この本はそんな想いで綴った」という末井さん、同著に込められた思いを語ってくださいました。

今回のセミナーは、同氏のお母様の心中という原体験、同著の出版までの経緯、執筆・編集する過程で出会った方々や書籍などをご紹介いただきました。
富士の樹海のお話、秋田県の自殺率の高さについて研究をされた法医学者の話、老人の自殺率が低い徳島県の海部町の特徴について、北海道浦河町にある精神障害等を抱えた方々が運営し成功した事例「べてるの家」のお話など、今、日本が抱えている「自殺」という問題の解決に向けて、大きな示唆となる事例をお話いただきました。

講演の最後に末井さんは「べてるの家」の創設者・向谷地生良さんの書いた文章を朗読してくださいました。
ここに引用させていただきます。

<しかし元来、人間には人としての自然な生き方というものが与えられているのではないか。
その生き方の方向というのが、「右下がり」である。昇る生き方に対して「降りる生き方」である。
現実には多くの人たちが、病気になりながらも「夢よもう一度」の気持ちを捨て切れず、競争しつつ「右上がり」の人生の方向を目指している。
何度も何度も自分に夢を託し、昇る人生に立ち戻ろうとする。ところが不思議なことに、「精神障害」という病気はそれを許さない。
「再発」というかたちでかたくなに抵抗する。まるで「それはあなた自身の生きる方向ではないよ」と言っているかのように……。
その意味で精神障害者とは、誰よりも精度の高い「生き方の方向を定めるセンサー」を身につけた、うらやむべき人たちなのかもしれない。>

<参考文献>
『自殺』(著:末井昭/朝日出版社)
『べてるの家の「非」援助論~そのままでいいと思えるための25章』(著:浦河べてるの家/医学書院)
『生き心地の良い町』(著:岡檀/講談社)

JBCセミナーは毎月開催しているのですが、弊社サービス「テンミニッツテレビ・オピニオン」の講師を招へいする形でコラボ企画を行っています。

2014年11月より、計7名の有識者の方々にご登壇いただきました。この講演の模様は「テンミニッツテレビ・オピニオン」で配信中です。

20150617_末井昭氏JBCセミナー

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV, その他

神蔵孝之交遊録~山下万喜海上自衛隊幹部学校長10MTVオピニオン収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビ・オピニオン」において、海上自衛隊幹部学校長・山下万喜さんのご講話を収録させていただきまし た。

山下さんが海上幕僚幹部の防衛部長時代より懇意にしていただいており、昨年は海上自衛隊幹部学校を訪問させていただき、図上演習等について詳しく 解説していただきました。

今回のご講話は「指揮官の意思決定プロセス」というシリーズで、その第一弾として、1905年5月、日露戦争中に行われた日本海海戦において、「もし自分が東郷平八郎だったら、バルチック艦隊を迎え撃つ場所は対馬海峡か? 津軽海峡か?」というテーマでお話しいただき、東郷の意思決定の プロセスについて、“Suitability”“Feasibility”“Acceptability”の三つの要素から、明らかにしていただ きました。

軍事関連の資料や文献において、戦史についてはよく目に触れる機会もありますが、実際に戦っていた人が書いているケースは稀なので、 「もし自分が東郷平八郎だったら」というところまで踏み込んだものにはなかなかお目にかかれません。その意味で今回、歴史上の事実でも部隊運用や 防衛力整備に反映させていく自衛隊ならではの貴重なお話を伺うことができ、大変有益な機会でした。

また、海上自衛隊が密に連携し多くを吸収している米海軍では、このような意思決定プロセスを常に見直していることや、その背景として、米国では民 族や文化の違いの中で、皆が持ち得る力をいかに最大限発揮させるかということが体やDNAに染み付いており、それを技術としてアートとして持ち合わせていること、それに比して、日本人は農耕民族という世界の中で、さまざまな価値観をぶつけ合う場がなく、「何のためにやるのか」という目的意識であ る「使命の分析」が決定的に欠けているというお話は、まさに大組織のマネジメントやグローバルでの競争を余儀なくされる日本の課題とも非常に共通する部分が多く、大変感銘を受けました。

次回以降、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などもテーマとしてお話しいただく予定ですので、今から非常に楽しみです。この模様は「テンミニッツテレ ビ・オピニオン」で近々配信予定です。

20150616_山下海将

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV

神蔵孝之交遊録~伊藤元重先生10MTVオピニオン収録

弊社が運営する教養メディア「テンミニッツテレビオピニオン」において、日頃よりご指導いただいております伊藤元重先生(東京大学大学院経済学研究科教授)にインタビューを行いました。

今回は「日本の電力システム改革」等をテーマにお話しいただきました。

テーマの「日本の電力システム改革」に関連し、当社の新規事業の再生可能エネルギー事業についてご説明したところ、評価していただき、激励の言葉を頂戴しました。

また、日本経済については、株式は今年いっぱい強いという見通しや、上場企業の3社に1社のROEが10%を超えていること、個人の貯蓄が投資に回る可能性があることや、配当が伸びていることなど日本経済には良い材料が多いと言及しておられ、勉強になりました。

20150528_伊藤

 

神蔵孝之ウェブサイトトップ
カテゴリー: 10MTV